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「集塵機」に粉漏れが見られる場合の対処

集塵機から粉漏れが起こると、作業環境が悪化するだけでなく健康被害が生じるリスクもあります。ここでは粉漏れが起こる原因と対処法を紹介します。しっかりチェックすることは粉漏れによるリスクを軽減することに繋がりますので、ぜひ参考にしてください。

集塵機で粉漏れが起きる主な原因

フィルターが破れる

集塵機のフィルターの破損は粉漏れに直結します。また、フィルターについては破れの他にも目詰まりや設置位置のずれなどから粉漏れを引き起こすことがあります。長時間使用したフィルターは性能劣化や破れのリスクが高まるので注意が必要です。

ガスケットが破損する

集塵機の接合部を密閉しているガスケットが破損すると、そこから粉漏れが起こる可能性があります。ガスケットが破損して粉漏れを起こした場合、粉塵が作業現場に拡散して機械の故障や作業担当者の健康被害を起こすリスクがあります。

ホッパーに溜まりすぎてしまう

ホッパーに集めた粉塵がたまりすぎてしまうと排出不良の原因となり、粉漏れを起こしてしまう可能性があります。

集塵機で粉漏れが見られる際の対処法

差圧計で測定する

差圧を測定することで、フィルターの寿命を判断することができます。多くの粉塵がフィルター表面に付着すると、ろ過効率が低くなって差圧が高くなるため差圧が上がったときはフィルターを清掃したり交換したりするようにしましょう。差圧の目安は1~2キロPaですが、日々の差圧を測定してその変化をチェックすることが大切です。

また、差圧計は風量低下を調べることにも有効です。差圧が上がるということは空気の流れが阻害されていることであり、風量が低下していることを示します。集塵機の機能が低下してしまうため、差圧に変化があったときはすぐに対処することが大切です。

フィルターを交換する

フィルターの目詰まりや破れが粉漏れの原因になっている場合は、フィルターの清掃や交換をおこないましょう。このとき、フィルターを取り付ける際にチューブシートやフィルター交換カバーもきれいにしておくことおすすめします。粉塵が付着しているとしっかりと取り付けられないことがあり、取り付けのズレは新たな粉漏れを引き起こす要因になります。

ガスケットを交換する

ガスケットが破損していると、集塵機の密閉性が損なわれ粉漏れを起こしやすくなります。ガスケット、シーリングに破損が見られる場合には交換してください

粉漏れの箇所を目視で判断することができない場合は、以下の方法でテストが可能です。

  • 蛍光トレーシングパウダー
    微細な蛍光パウダーを用いて集塵機を稼働させ、専用の検出ライトを使用して漏れの箇所を特定する
  • スモークテスター
    集塵機を稼働させ、フードや接続部などから煙を発生させて漏れの箇所を特定する

こうしたテストで漏れている箇所を特定することができます。漏れテストを実施する場合は、即時修理が可能な集塵機のサービス業者に相談、依頼してみるのも手です。

ダストモニタを導入する

ダストモニタは配管にさすだけで粉塵漏れを検知することができる計測器です。排気粉塵濃度を24時間リアルタイムで監視し、異常があれば警告を発します。目視では確認できないような微細な漏れを発見し素早く対処できます。

作業員が行う点検作業をダストモニタでの自動監視に置き換えられれば、業務負担の軽減、早期対応によるメンテナンスコストの削減といった効果が期待できます。

バックアップフィルターを導入する

バックアップフィルターはメインフィルターが破損した際の粉塵漏れを防ぎます。二次的なフィルターを事前にメインフィルターの下流側に設置しておくことで、メインフィルターで捉えそこねた粉塵があってもバックアップフィルターが補足してくれます。

ただし、バックアップフィルターも破れなどのリスクがありますので、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

定期的な点検、メンテナンスを行う

粉漏れが見られたときは、フィルターの点検や差圧計での測定、ガスケットの定期交換など定期的に点検・メンテナンスを行うことが大切です。異常が起こる前に対処することで、粉漏れを予防することができます。粉塵が溜まれば粉塵爆発のリスクが上がるため、適切なメンテナンスと管理を行いましょう。

集塵機の粉漏れはメンテナンスで抑制

集塵機の粉漏れを引き起こす原因としては、フィルターやガスケットの破損が挙げられます。普段からしっかりと点検、メンテナンスを行うことで粉漏れを予防できるので、目視点検に加えてダストモニタやバックアップフィルターの設置など、適切な予防保全を行うことが大切です。

また、集塵機は自社に合ったものを選ばないと過負荷や故障の原因となってしまいます。粉塵の種類、作業環境、工場の広さによって、自社にあった集塵機は異なります。正しく集塵機選びができれば、性能を維持し機械の長寿命化にもつながります。下記リンクでは、排出する粉塵、設置スペースに適した、製造現場別のおすすめの集塵機を紹介しています。集塵機選びに迷っている方は参考にしてください。

【製造現場別】おすすめ集塵機3選

排出する粉塵、
設置スペースに適した
【製造現場別】
おすすめ集塵機3選

集塵機には様々な特性をもった製品があります。実際に集塵機を導入する際には、用途や環境に応じて適切なものを選ぶことが重要です。ここでは、排出する粉塵や設置スペースに適した製造現場に合わせたおすすめの集塵機を3つご紹介します。

レーザーマーカーのヒュームを除去
電子機械製造業へ導入

CBAシリーズ
(メーカー:チコーエアーテック)

引用元:チコーエアーテック
https://biz.chiko-airtec.jp/lineup/

特徴
  • 特殊なフィルタを搭載することで、粘着性の高いヒュームを効率的に吸引できるように設計。
  • 集塵機の状況が確認できるAT3パネルを搭載。各種圧力やブロア温度、回転数などを確認。

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連続稼働で塗装面の異物吸着を防ぐ
自動車産業へ導入

ジェットパルス式(PDC型)
(メーカー:新東工機製作所)
ジェットパルス式(PDC型)

引用元:新東工機製作所
https://kshinto.co.jp/product/dust/

特徴
  • 微細な塗料ミストや粉塵を効率的に捕集するジェットパルス式集塵機。
  • 自動清掃機能により、フィルターの目詰まりを防ぎ、長時間の連続運転が可能。


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反応工程で発生する有害ガスを除去
洗剤・洗浄剤製造業へ導入

化学系ガス処理装置
(メーカー:集塵装置株式会社)
化学系ガス処理装置

引用元:集塵装置株式会社
https://www.ducoll.co.jp/product/factory/

特徴
  • 有害ガスの性状に合わせて洗浄式や吸着式、直燃式、触媒酸化式から適切な装置を選定
  • 他社メーカーが断るような困難な課題でも、満足できるサービスを提供するよう尽力。


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集塵機のタイプから選ぶおすすめメーカー3選

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