集塵機は、利用シーンの状況や利用方法によって、適切なものが変わってきます。そのため明確な利用シーンのイメージを持ち、信頼できるメーカーを選ぶ必要があります。集塵機を導入したいけれど、自社の環境に合った集塵機を決めかねているのであれば、間違った選択をしないためにも、ためにも基礎知識を身につけましょう。ここでは、集塵機の基礎知識として選定の基本や耐用年数、事故事例をまとめています。
集塵機を選ぶ際は、集塵したい対象物の種類や性状、集塵機を設置する環境などを考慮し、選ぶことが重要となります。
例えば、製品に付着している異物を集塵することが目的であれば「静圧型(高圧型)」を選ぶべきですし、空中に飛散した粉塵を吸引することが目的であれば「風量型」を選ぶことになります。
サイズやスペックなどのカタログに書かれた内容だけで判断すると、期待した効果が得られないかもしれません。しっかりと基礎知識を身につけて、適切な集塵機を選べるようにしましょう。
工場に導入すれば、毎日のように稼働する集塵機ですが、その耐用年数は業界によって異なります。法定耐用年数の違いは、経理上の減価償却にも影響するため、確認しておくことが重要です。
また、定期的にしっかりとしたメンテナンスを行うことで、突発的なトラブルを防ぎ、機器の寿命を伸ばすことにつながります。
決して安くはない集塵機。導入する際は、耐用年数や減価償却、メンテナンスについては必ずチェックしましょう。
自社の使用環境に合っていない集塵機だと、思わぬ事故につながる恐れがあります。特に発生する粉塵の種類を把握した上で集塵機を選定するようにしましょう。
また配線など経年劣化が原因となる出火事故事例も発生しています。
こうした事故の予防策としても、定期的なメンテナンスについての知識を含めて、しっかりと予備知識を付けておくことが重要です。
製造現場で導入する産業用集塵機は、そもそもどういった原理で含塵ガスから粉塵や煤塵を分離除外するのか、理系の知識がなくてもわかるように説明しています。さらに、集塵機の種類別に基本構造のバリエーションを、特性別に乾式と湿式の違いを紹介しているので、集塵機の機種選定をする事前知識としてご覧ください。
産業用集塵機に関連する費用について、導入時の初期投資から種類別のランニングコストまでを完結にまとめてみました。導入を検討する担当者にとって、予算組みをする前に知っておくべき基礎知識であり、メーカーに見積依頼する際にも役立つと思います。加えて、集塵機の中でも低コスト化が進んでいる実状や理由、費用相場などにも触れています。
集塵機を購入するための予算を立てて、社内稟議を通すにあたっては、製造業としての減価償却や勘定科目といった経理のベーシックな知識もあるといいでしょう。製造業でも業種によって耐用年数に違いがあるなど、公害防止用減価償却資産に関する国税庁の通達もあり、実際の経理処理は経理部門に任せるとして、相談できるレベルの知識を抑えておきましょう。
集塵機の性能は、数種類の数値である程度測ることができます。具体的には、出力(W ワット)、電圧(V ボルト)、風量(Q m3/min(リューベパーミニッツ))、静圧(PskPa(キロパスカル))です。そのほかにも、フィルターの種類と面積、騒音レベル(dB)等もあります。なお、実際に集塵機の性能を判断する際には、距離や吸い込みフード、ノズルなどを決める必要があります。
集塵機を設置する場合には、工場のレイアウトや環境に合わせた集塵機を選定した上で、どこに設置するかを検討することが大切です。
また、火災や粉塵爆発等の事故が発生しないよう十分な対策も必要です。大型の集塵機を設置するケースでは工場の外に設置するという選択肢もありますが、この場合は騒音対策とサビや腐食が発生しないよう対策を行うことが大切です。
集塵機には様々な特性をもった製品があります。実際に集塵機を導入する際には、用途や環境に応じて適切なものを選ぶことが重要です。ここでは、排出する粉塵や設置スペースに適した製造現場に合わせたおすすめの集塵機を3つご紹介します。
レーザーマーカーのヒュームを除去
電子機械製造業へ導入
引用元:チコーエアーテック
https://biz.chiko-airtec.jp/lineup/
連続稼働で塗装面の異物吸着を防ぐ
自動車産業へ導入
引用元:新東工機製作所
https://kshinto.co.jp/product/dust/
反応工程で発生する有害ガスを除去
洗剤・洗浄剤製造業へ導入
引用元:集塵装置株式会社
https://www.ducoll.co.jp/product/factory/