自社の環境に合っていない集塵機であったり、メンテナンス不良であったりなど、様々な要因が重なると思わぬ事故につながる恐れがあります。集塵機の事故の原因と、予防策についてまとめてみました。
集塵機で事故のリスクが高いといわれるのが、粉塵による爆発事故です。
1995年に生した事故事例によると、鉄粉の粉塵が集塵機に堆積し、作業時の静電気がその部分に集積し、静電スパークの発生により出火しました。
その他、作業中に着火した粉塵が吸引されたことによって引き起こされたという事例も報告されています。
集塵機を導入している環境においては、多種の粉塵が発生します。粉塵爆発につながるリスクのある発火性の高い粉塵が発生するのかなど、粉塵の種類と危険性をしっかり把握しておく必要があります。
集塵機の事故事例は粉塵の着火が原因とは限りません。集塵機の電気配線トラブルが原因となった事故事例も発生しています。
2005年の火災事例では、集塵機から出火したもので、「バグフィルターの銅線アースが不良となり、静電気が蓄積して、内部でスパークして出火したもの」と判定されています。
つまり集塵機が関連した事故として、経年劣化が引き起こす原因となる可能性も否定できないということです。
集塵機は、設備の中でも特に稼働時間が長い設備となります。それだけに平常時からメンテナンスをしておくことは故障や出火といったトラブルを予防することに繋がります。
集塵機に関連する事故の多くは、自社の環境で発生する粉塵に対応していなかったり、メンテナンスを怠っていたりすることが要因です。
また出火の原因となる静電気、火花や火の粉、水分などの流入防止、設置場所や使用する環境などにも留意しておくようにしましょう。
事故を未然に防ぐためには、自社の粉塵の種類をしっかり把握し、発火の危険性のある粉塵が発生する場合は、防爆機能が施された集塵機を導入するなど、選ぶ際に確認しておくとよいでしょう。
集塵機の利用シーンを明確にし、事故が起こらないように、それぞれに対応したタイプの集塵機を選ぶようにしましょう。
集塵機には様々な特性をもった製品があります。実際に集塵機を導入する際には、用途や環境に応じて適切なものを選ぶことが重要です。ここでは、排出する粉塵や設置スペースに適した製造現場に合わせたおすすめの集塵機を3つご紹介します。
レーザーマーカーのヒュームを除去
電子機械製造業へ導入
引用元:チコーエアーテック
https://biz.chiko-airtec.jp/lineup/
連続稼働で塗装面の異物吸着を防ぐ
自動車産業へ導入
引用元:新東工機製作所
https://kshinto.co.jp/product/dust/
反応工程で発生する有害ガスを除去
洗剤・洗浄剤製造業へ導入
引用元:集塵装置株式会社
https://www.ducoll.co.jp/product/factory/