集塵機の選び方がわかる「ダスコレナビ」 » 集塵機とは?集塵機の基礎知識 » 集塵機の設置場所

集塵機の設置場所

工場などに設置されている集塵機は、設置場所や事故防止について十分に考慮しないと大きな事故につながるおそれがあります。そこでこの記事では、設置場所を考える際のポイントや、集塵機の事故を防止するための対応策を解説しています。これから集塵機の導入を検討されている方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

集塵機の設置場所を考えるポイント

工場に集塵機を導入する場合には、設置場所を十分に検討することが大切です。

そのためにも、まずは工場のレイアウトの確認・検討が必要です。工場の広さはどれくらいで、どの程度のスペースがあるのかを検討します。さらに、設置場所の環境(温度や湿度など)を確認し、工場に合った集塵機を選定、どこに設置するかや必要な対策を検討します。

集塵機の事故防止策

集塵機を設置する際は、事故に繋がらないように対策を行うことが必要です。ここでは「火災事故」や「粉塵爆発」を防止するための対策をご紹介します。

火災事故

火災事故を防ぐには、まず集塵機で処理する粉塵の性質を把握してください。もし、その中に可燃性の粉塵が含まれるのであれば、その特性に合った集塵機の選定が求められます。

さらに、処理する粉塵が静電気を帯びやすい性質を持つのであれば、火花が発生するリスクに対する考慮が必要となります。この場合には導電性の材料を使用して接地を適切に行い、静電気の蓄積を防止します。

また、集塵機内の温度管理も必要です。温度を監視して異常な温度上昇が見られる場合には、運転を自動停止するシステムを導入します。

粉塵爆発

集塵機の適切な管理を行わなかった場合には、粉塵爆発につながるおそれもあります。

粉塵爆発を防止するには、まず空気中の粉塵濃度を低く保つ必要があります。そのためにも、集塵機を活用して発生する粉塵を速やかに除去します。粉塵の濃度を抑制し、粉塵爆発のリスクを下げられます。

さらに、粉塵の種類・粒子サイズに応じたフィルターを使用します。効率的に粉塵を捕集でき、爆発リスクの低減につなげられます。

直接屋外に排気するように設計し、工場内に粉塵が再循環しないようにすることや、効率的に排気できるような排気ダクトの設計も必要です。

集塵機の事故を防ぐポイント

集塵機の事故を起こさないようにするためには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。

フィルターのチェック

定期的にフィルターが詰まっていないかダストコンテナが満杯になっていないかを確認し、必要に応じて清掃・交換を行ってください。メンテナンスを定期的に行えば、高い集塵効果を維持できるとともに火災・爆発が発生するリスクの低減につながります。

動作チェック

集塵機の動作チェックを定期的に行い、もし異常が見られる場合にはすぐに対応します。中でも、モーターやファンの動作に異常がないかをよく確認しておくことです。もし問題が発生した場合には、すぐメーカーに相談して対応を依頼することが必要です。

定期的なメンテナンス

上記のように定期的なメンテナンスの実施に加えて、記録をしっかりと残しておきます。記録を残しておくことで問題の早期発見につながり、長期的な安全性に繋げられます。また、これまでどのような点検を行ってきたのか、今後はどのようなメンテナンスが必要となるのかが明らかになるため、将来的にも点検やメンテナンスを継続できます。

大型集塵機なら屋外設置もあり

もし大型の集塵機を設置する場合には、広いスペースが必要となるため屋外への設置を検討することがおすすめです。ただし屋外に設置する場合には、十分な騒音対策への取り組みが求められます。

集塵機から発生する騒音は、ダクトを通じて外部に漏れていきます。騒音の対策を行う場合には「本体」「ファン」「ダクト」それぞれに対する対策が必要です。まず集塵機本体は、サイレンサーの設置で発生する音を減少させます。ファンからも騒音が多少発生しますので、遮音材などで囲むことで対策を行います。そして、騒音の大きな原因となるダクトについては、消音剤をダクトに巻き付ける・消音ダクトに変更するといった方法が考えられます。

また、屋外に集塵機を設置すると雨風にさらされるため、サビや腐食への対策が必要です。この部分を怠ってしまいサビや腐食が発生した場合には、集塵機の倒壊につながるおそれがあります。十分な対策を行っておくとともに、定期的なメンテナンスをしてください。傷みがみられる部分がある場合には、速やかに補修や交換をしてください。

排出する粉塵、
設置スペースに適した
【製造現場別】
おすすめ集塵機3選

集塵機には様々な特性をもった製品があります。実際に集塵機を導入する際には、用途や環境に応じて適切なものを選ぶことが重要です。ここでは、排出する粉塵や設置スペースに適した製造現場に合わせたおすすめの集塵機を3つご紹介します。

レーザーマーカーのヒュームを除去
電子機械製造業へ導入

CBAシリーズ
(メーカー:チコーエアーテック)

引用元:チコーエアーテック
https://biz.chiko-airtec.jp/lineup/

特徴
  • 特殊なフィルタを搭載することで、粘着性の高いヒュームを効率的に吸引できるように設計。
  • 集塵機の状況が確認できるAT3パネルを搭載。各種圧力やブロア温度、回転数などを確認。

公式HPでスペックを
確認する

電話で相談する

集塵機の
導入事例を
見る

連続稼働で塗装面の異物吸着を防ぐ
自動車産業へ導入

ジェットパルス式(PDC型)
(メーカー:新東工機製作所)
ジェットパルス式(PDC型)

引用元:新東工機製作所
https://kshinto.co.jp/product/dust/

特徴
  • 微細な塗料ミストや粉塵を効率的に捕集するジェットパルス式集塵機。
  • 自動清掃機能により、フィルターの目詰まりを防ぎ、長時間の連続運転が可能。


公式HPでスペックを
確認する

電話で相談する

集塵機の
導入事例を
見る

反応工程で発生する有害ガスを除去
洗剤・洗浄剤製造業へ導入

化学系ガス処理装置
(メーカー:集塵装置株式会社)
化学系ガス処理装置

引用元:集塵装置株式会社
https://www.ducoll.co.jp/product/factory/

特徴
  • 有害ガスの性状に合わせて洗浄式や吸着式、直燃式、触媒酸化式から適切な装置を選定
  • 他社メーカーが断るような困難な課題でも、満足できるサービスを提供するよう尽力。


公式HPでスペックを
確認する

電話で相談する

集塵機の
導入事例を
見る

集塵機のタイプから選ぶおすすめメーカー3選

集塵機の
タイプから選ぶ
おすすめメーカー3選

集塵機のタイプから選ぶおすすめメーカー3選
集塵機のタイプから選ぶ
おすすめメーカー3選