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クリーンルーム

集塵機を選ぶ際には、導入・設置する場所がどこか?どのような目的で導入するのか?をしっかりと押さえておく必要があります。このページでは「クリーンルーム」に設置する集塵機を選ぶ際に押さえておきたいポイントや注意しておきたい点などを紹介・解説していきます。集塵機選びでお困り・お悩みの方はぜひチェックして参考にして下さい。

選定の手順について

クリーンルームは非常に高い衛生水準が求められますので、集塵機選びの際にも注意すべき点はさまざまです。まずは「吸引方式の選定」を行ったうえで「吸い込みホースの選定」「必要風量の計算」「圧力損失の計算」という手順が一般的ですので、それぞれについて解説します。

吸引方式の選定

風量型

風量型の集塵機は、吸引する粉塵や環境にあったフードを選定する必要があります。さまざまなフード形状から効果的なものを選定し、自社のニーズに適合する集塵機を選びましょう。例えばエアブローをフードに向かって行い空気と粉塵を吸引する場合はエアーの跳ね返り防止としてフードの奥行を300mm以上にする・粉塵の発生源が回転しており粉塵が飛散する場合には飛び散る方向にフードを設置するなどが選ぶ際のポイントです。フードの開口面積が大きければ大きいほど、最大風量の大きな集塵機がおすすめです。

高圧型

高圧型集塵機は、圧力を効果的に利用するためにスリット型の吸い込みノズルを用いることがスタンダードとなっています。タテは2mm~3mm、ヨコは吸引する表面の形状や寸法により異なっており、パイプに長穴や丸穴を開けても簡易的なスリット型吸い込みノズルとして使う事ができます。また、吸い込みノズルと表面の粉塵との間は3mm以下とすると距離が近くなり、効率的な集塵が可能になります。なお、吸い込みノズルを使用する際には集塵機の静圧4~10kPaが必要です。

吸込みホースの選定

吸い込みホースには「風量型」と「高圧型」があり、「風量型」はホースの口径を小さくし過ぎると吸い込み風量が低下してしまいます。Ø50 以上のホースをご使用されることをおすすめします。また、「高圧型」はホースの口径が小さいほど吸い込みスピードが上がり効果的に集塵できますので、Ø38 以下のホースをご使用されることをおすすめします。

必要風量の計算をする

画像引用元:オーム電機株式会社(https://www.ohm.jp/clean/dustcube/technical/)

集塵機を選定するにあたっては「必要風量」の計算を行うことをおすすめします。必要な情報としては「吸い込む粉塵の性質(重さや状態)」「必要なフード(ノズル)の大きさ」「ごみ発生源から吸い込み口までの距離」の3つがあり、これらを組み合わせながら算定を行います。

圧力損失の計算

画像引用元:オーム電機株式会社(https://www.ohm.jp/clean/dustcube/technical/)

圧力損失とは流体が配管などを通る際に失うエネルギーのことをいい、「入口と出口の全圧の差」で定義されています。この圧力損失をどれくらい小さくできるかによって集塵効率が大きく変わりますので、集塵機選びの際には一度算定してみることをおすすめします。

クリーンルーム用集塵機の製品例

CBA-080AT3-HI(チコーエアーテック)

CBA-080AT3-HI
引用元HP:チコーエアーテック株式会社公式HP
(https://biz.chiko-airtec.jp/lineup/cba/)

チコーエアーテックのCBAシリーズは、クリーンルーム用の小型高圧型集塵機です。このシリーズは、1次、2次、排気の3段階フィルタシステムを採用し、効率的な粉塵除去を実現します。1次フィルタは5層構造で耐久性が高く、2次フィルタは0.3μmの粒子を99%以上捕集します。排気フィルタも同様の効率を持ち、さらにHEPAフィルタを装着することで、クリーンクラス1,000まで対応可能です。操作はAT3パネルで行い、遠隔操作も可能です。

項目 内容
出力 450W
電圧 100V単相(50/60Hz)
定格電流 7.6A
最大風量 1.9㎥/min
最大静圧 9.3kPa
騒音値 58 - 70dB
吸込口サイズ φ65(別売φ50・φ38)
オプション対応 200V単相(-T)、CE対応(-CE)
質量 10.0kg
本体寸法(D×W×H) 340mm × 290mm × 276mm
電源コード 3m

KDC-C03(コトヒラ工業)

CBA-080AT3-HI
引用元HP:コトヒラ工業公式HP
(https://www.kotohira.biz/products/dust/crdust)

コトヒラ工業のクリーンルーム用集塵機は、クリーンルーム内の局所的な粉塵を効率よく除去するために設計されています。この製品は4層のフィルタ構造(プレフィルタ、中性能フィルタ、活性炭シート、HEPAフィルタ)を採用し、微粒子や臭い成分を効果的に捕集します。ステンレス製の筐体は耐久性が高く、移動が容易なコンパクト設計です。さまざまな風量や静圧のラインナップがあり、特定の作業環境に合わせて選択できます。

項目 内容
電源 AC100V(50/60Hz)
消費電力(W) 120
処理風量(m³/min)※1 3.9
処理風速(m/s)※1 14.6
捕集率 0.3µmまでの粒子を99.99%以上捕集
最大静圧(kPa) 0.54
外形寸法(mm) W350×D435×H410
質量(kg) 18
本体材質 ステンレス
ダクト径 Φ75
騒音(dB(A))※2 62
安全装置 ・サーキットプロテクタ使用
・ブロワ過負荷保護

CR-GL 265(ケー・ブラッシュ商会)

CBA-080AT3-HI
引用元HP:ケー・ブラッシュ商会公式HP
(https://www.kbrasch.co.jp/products_search/category08/item_156)

ケー・ブラッシュ商会のクリーンルーム専用集塵機CRシリーズは、最新技術であるコンタミネーションフリーフィルターチェンジシステムを搭載し、フィルター交換時のパーティクル飛散を防ぎます。ステンレススチール製の堅牢な筐体を持ち、ISOクラス5に対応する高い清浄度を維持。ノイズ低減ファンを装備し、静かな運転が可能です。用途に応じた適切なフィルターを選択でき、電子部品製造やレーザー加工など多岐にわたる業界で活躍します。

項目 内容
最大風量(圧損フリー) 5.83m3/min
有効風量(m3/min) 1.6~5
最大静圧(Pa) 6000
電源電圧(VAC) 100~240
周波数(Hz) 50/60
モーター出力(kW) 0.6
ノイズ(dB(A)) 約55
シリアルインターフェース(Sub-D) 25-ピン
重量(kg) 70
寸法(高さmm) 725(チューブ無し)/1100(チューブ有)
寸法(幅x深さmm) 350x710
吸込み口(吸引ソケット) 選択可
ハウジング ステンレススチール
保護クラス IP65

必要な性能の集塵機選びを

クリーンルームに適した集塵機を選ぶにあたっては、「どのような性能が必要なのか?」をしっかりと計算したうえで必要な機能・スペックのあるものを選ぶようにしましょう。クリーンルームは食品や医薬品などを取り扱う場所ですが、求められる清潔レベルは非常に高くなりますので、必要な機能をしっかりと備えている集塵機を選ぶ必要があります。このページで紹介した必要風量や圧力損失などもきちんと計算したうえで、必要な能力を備えている集塵機選びを行いましょう。また、豊富な納入実績を誇るメーカーに相談してみることもおすすめします。

排出する粉塵、
設置スペースに適した
【製造現場別】
おすすめ集塵機3選

集塵機には様々な特性をもった製品があります。実際に集塵機を導入する際には、用途や環境に応じて適切なものを選ぶことが重要です。ここでは、排出する粉塵や設置スペースに適した製造現場に合わせたおすすめの集塵機を3つご紹介します。

レーザーマーカーのヒュームを除去
電子機械製造業へ導入

CBAシリーズ
(メーカー:チコーエアーテック)

引用元:チコーエアーテック
https://biz.chiko-airtec.jp/lineup/

特徴
  • 特殊なフィルタを搭載することで、粘着性の高いヒュームを効率的に吸引できるように設計。
  • 集塵機の状況が確認できるAT3パネルを搭載。各種圧力やブロア温度、回転数などを確認。

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連続稼働で塗装面の異物吸着を防ぐ
自動車産業へ導入

ジェットパルス式(PDC型)
(メーカー:新東工機製作所)
ジェットパルス式(PDC型)

引用元:新東工機製作所
https://kshinto.co.jp/product/dust/

特徴
  • 微細な塗料ミストや粉塵を効率的に捕集するジェットパルス式集塵機。
  • 自動清掃機能により、フィルターの目詰まりを防ぎ、長時間の連続運転が可能。


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反応工程で発生する有害ガスを除去
洗剤・洗浄剤製造業へ導入

化学系ガス処理装置
(メーカー:集塵装置株式会社)
化学系ガス処理装置

引用元:集塵装置株式会社
https://www.ducoll.co.jp/product/factory/

特徴
  • 有害ガスの性状に合わせて洗浄式や吸着式、直燃式、触媒酸化式から適切な装置を選定
  • 他社メーカーが断るような困難な課題でも、満足できるサービスを提供するよう尽力。


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集塵機のタイプから選ぶおすすめメーカー3選

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